悩んでいるときは辛いのに、人に話すとそうでもなくなっていく理由 

【悩みはなぜか一気にくる】

悩みのある人は多いのですが、
その悩みが一つに
定まっているときには
わりとなんとかなるものです。

仕方がないと思えたり、
なんとか対処しようとしたり。

その一点に対して
突破しようとするのか、
それとも引く(退く)のか、
決めやすいんですね。

けれど、なぜか悩みの種って
ある時期にいっぺんに
やってきます。

「なぜ、今?」
と嘆きたくなるほどに
重なってしまうんですよね。

すると、どこから対処していいやら
分からなくなり、
混乱してしまうのです。

【嵐の渦中にいる時の心情】

今年もまた豪雨になっていますが、
大変ではないですか?

私は大変です…。

雨だけが降っているときは
傘をさせばよいです。

風だけが吹いているときは
吹き飛ばされないよう
耐えればよいです。

しかし、
雨も風も強く来られると
けっこう大変ですよね。

さらに時間に間に合うように
行かなければならなかったり、
それを阻害する人がいたりすると
「やーめーてー」
と心が爆発しそうになります。

嵐の渦中にいる時には
まず何をしてどうすればいいのか、
冷静な判断がつきづらくなります。

悩みがたくさんの時も同様に
どれから手をつけていいか分からず、
でも問題は待ったナシに襲ってきて
それこそ
「やーめーてー」
と言いたくなるのです。

【人に話したときに見えるもの】

カウンセリング業をしているとき、
クライアントたちに起こる
共通の変化をよく見て取れます。

辛い悩みを話し続けていくうちに
「あれ?なんでこんなことで
 悩んでいるんだ?」
とハッとされるのです。

悩みが解決した訳でもなくです。

話している途中や、
話した後によく起きます。

何が起きているのかと言うと…

悩んでいる最中は
嵐の渦中にいるみたいで、
どこから対処していいやら
分からない状態なんです。

でも、取り留めがなくても
まず人に話すことで
だんだんと「全体像」が
見えてくるようです。

そして、何が一番問題なのか、
どこから手をつければいいか、
少しずつ纏(まと)まっていくのです。

すると、まるで嵐を
どこか遠くから眺めているようになり、
少し余裕が出てくるのです。

解決はまだしていなくても、
光が見え始めるんですね。

とてつもなく大きくて
どうしようもなかったものが、
全体を見てみたら大丈夫そうだと
分かったことで、
少しでも安心できるんです。

人に迷惑をかけたくない、とか
悩みは自分で解決しなきゃ、とか
自己責任感の強い人ほど
嵐の渦中にいてしまいます。

解決はもちろん自分で出来たほうが
納得できると思いますが、
整理するためにもまずは
人に話をしてみてはいかがでしょうか。

少しの光が見えて、
解決の道を歩めますように。

オラクルカードカウンセリングで
お話をお聞きします。

関連記事

  1. 水が飲みにくい時の対処法

  2. スタジオのお花

  3. なんでも人のせいにしてきたけど、しないで済んできた理由

  4. 今起こっていることの「本質」とは何か?

  5. 人間関係に困ってるならば、こんな考え方もありますよ

  6. 完全ガード

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP