焦ると家具に足の小指をぶつける人へ 


【知らずに出来る青あざ】


身体のどこかに、
見に覚えのない青あざが出来ていることは
ありますか?

私は以前、しょっちゅうありました(^_^;)

「ええっ!?なんでこんなところに?」
と思うような場所にもありました。

よくよく記憶を辿ってみると、
「そう言えばあそこでぶつけた気がする」
と思い出すこともありました。
(記憶にないこともあります…)

そう言えば最近はあまりないような…(笑)

青あざじゃなくても、
・家具に足の小指をぶつけたり
・食事中に口の中を噛んじゃったり
・小さな段差につまずいたり
することはありませんか?

ない人は、意識の張り巡らせ方が
上手なのかもしれません。
(たとえそれが無意識だとしても)

【焦ると視野が狭まる】


12月に入り、周りが少し
忙しなくなってきた気がします。

仕事の繁忙期だったり、
大掃除や年賀状など、
年末年始のうちにすべきことが盛りだくさんで
気持ちが急くのかもしれません。

「寒いからなんとなく焦る」という
理由もあったりしますね。

でも気持ちが焦ると、
今見ている範囲が狭くなると
実証されています。

ゆったりとしているときには見えていた場所が
焦ることによって見えなくなるのです。

だから普段はぶつけるはずのない
家具の角に小指をぶつけて痛いんですね。

交通事故でも、同じ現象が多いそうです。

物にぶつかる、人にぶつかる、
信号が見えなかった、
歩いている人が見えなかった、など。

小指をぶつけるのなんて
可愛いと思えるくらいに
大変なことになってしまいます。


【瞑想的生き方】


焦ると意識は未来のことに縛られます。

「何分までにあそこに行かなきゃ」
「この時間までにこれをこなさなきゃ」
「あぁー、時間がない!」
なんて風に。

意識がもうそこにないんですよね。

今この瞬間を生きられていません。

焦りが続くと、常に先のこと先のこと…になり、
周りが見えなくなるのです。

だから
「今やっていることに意識を向け続ける」
ことが大事です。

もの噛んでいるひと噛みひと噛み。

ドリンクを飲んで、味わい、喉をとおり、
胃のなかに広がる感覚。

片足を出して踏みしめ、重心を移動させ、
もう一方の足が出てまた踏みしめる
一歩いっぽ。

常時は難しくても、気づいたときに
意識を向けてみたら少し続けてみる。

その意識を向け続けている間は、
瞑想的生き方になります。

焦りがなく、
うっかり小指を家具にぶつけることも
なくなるでしょう。


【その瞬間を味わう】


長く瞑想しようとするとつい
「無にならなきゃ」
「心のおしゃべりを止めなきゃ」
なんて難しくなりますが、
その瞬間瞬間を味わうだけです。

そうすることで脳が考えることを止めて
今しているそのことだけに集中します。

頭のなかの言葉はなくなり、
しずけさが広がります。

こんな風にちょっとしたことから始めてみます。

そのうちに瞑想が深まると、
小指を家具にぶつけることも
少なくなるでしょう。

何をするにしても、
今していることそのものを
瞬間瞬間を味わってみましょう。

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