【過去を否定する】
昔を振り返ってみてください。
どんな過去を思い浮かべますか。
素敵な過去でしょうか。
それとも…。
▪️こうして「れば」よかった
▪️ああして「たら」変わってた
なんて思うこと、ありますか。
私はたくさんありました。
「あの時、こんな高価なものを
買っていなければ…」
「あの選択をこっちにしていたら…」
などなど、たくさん出てきました。
こういう「タラレバ」って、実は
「過去を否定」してるんですよね。
過去に選んだ出来事、
過去にそれをした自分を
否定しているんです。
ということは、
その過去に続いている
「今の自分」も、
否定していることに
繋がってしまうんです。
【過去を肯定する】
とは言え、過去は変えられません。
どうしたらいいかと言うと、
その過去を肯定できるように
考えることです。
その過去があったために、
どんないいことがあったのか。
例えば、私の場合。
「あんな高価なものを買っていなければ」
↓↓↓
あのとき買ったから、
▪️苦しい中でどう工夫するかを
身に付けられた
▪️ホンモノを知れた
▪️ものを買うときの慎重さを身に付けた
▪️高価なものを手にいれたときの
気持ちを知ることが出来た
▪️あの時の私の心には必要で、
おかげで心身の安定に繋がっている
だから、万事OKであると思えるように
なったのです。
過去の肯定です。
「あの出来事があったから、
今の私は以前よりも
素晴らしい経験を
積めたレベルアップの状態にある」
と思えるようになるのです。
(♪テレレレレッテッテッテー♪)
【過去を事象と見る】
さて、考え方・捉え方を変えることに
慣れていないうちは、
少しずつ「否定」を
「肯定」に変えることを練習します。
すると、だんだんと
気持ちが楽になることが
分かるでしょう。
今までたくさんの「タラレバ」で
過ごしてきた人は、
肯定に変わってくると
心のバランスが取れ始めます。
ただ、いつもいつも
「すべてOK、イェ~」
なんて考えられなくても大丈夫です。
無理に気持ちを変更しようとすると、
疲れてしまうことも
ありますから。
少しずつ慣れてきて、
たまに「肯定できないな」と
思うようになってきたら。
過去や、出来事を
「単純に、事象として見る」
ようにします。
(どれどれ)
さっきの話で言うと
「高価なものを買った」、
以上。
ということです。
そこには肯定も否定もなく。
ただの出来事として捉えています。
「買っちゃったから、ダメだった、
嫌だなー」
= 否定。
「買っちゃったけど、結局はよかった、
やったー」
= 肯定。
肯定し辛かったら、
「買った、以上」
= 単なる事象
結局のところ、
肯定したり否定したりするのは
自分の心なので、
どちらにしても波は立ちます。
けれど、ただの出来事として捉えて
そこに感情も善悪も損得も乗せなければ
波立ちようがないんです。
過去はただの事象。
その出来事を活かすも潰すも
自分次第なのです。
過去を振り返って
後悔するならば、
肯定してみたり、
単純な事象として
見てみることをおすすめします。
どんな過去も、
あなたにとって
「活かせる」ものと
なりますように。
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