何かを知った
何かを学んだ
知識を得た
だけでは、理解したことにならない、というお話。
よく
「これ伝えたよね」
「聞いてない」
「言ったよ」
なんて会話しませんか。
家族間ではよく起こりますし、仕事でもあるかもしれません。
本人は、その時は聞いていたつもりだったとしても、実はちゃんと理解してなかったりします。
聞いてわかったつもりでも、他の人に伝えようとすると伝えられなかったりもします。
何かを理解するとは、自分の腑に落とし、人に心からの言葉として伝えられて初めて、理解したと分かります。
腑に落ちる
って言葉がありますが、腑とは、
「はらわた、肝、胃、腸」
「心底、心の奥底」
って意味があります。
腹や心に落ちてこそ、人に伝えられるし、腹や心に落ちるから、理解したということです。
人から学んだことで、理解を深めたいと思ったら、それを誰かに伝えようとしてみることが1番です。
私はヨガの小話をレッスンでよくしますが、ヨガ哲学を理解するためにしていることもあります。
また、もし、人に何かを伝えて「伝わってるのかな?」と思ったら、
「今私なんて言った?」
「今私が言ったこと言ってみて」
など、伝えたことをこちらに伝え返してもらうことがオススメです。
こうして、「言った、言わない」論争が減りやすいです。
インプットだけで終わらないこと。
アウトプットも大事にすること。
そうして成長やコミュニケーションを楽しめるといいですね。
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