言った、言わない、聞いてないが起こる理由と対処法

会社で、家庭で、

「あの時こう言ったでしょ」
「いや、聞いてない」

という話を聞きませんか。

または、体験したことはありませんか。

実際に言った、言わないも
あるかもしれませんが、
別の理由でズレが起きていることも
あります。

ヨガ的観点で見てみましょう。

1、誤解
2、錯覚

【誤解によるズレ】

 

 

恐らく一番多いであろう、
誤解です。

ここで一度、あなたに
「お月様」
を想像して欲しいです。

夜に輝くあのお月様です。

さて、どんなお月様ですか?

満月?

三日月?

半月?

それともまた違う形でしょうか。

10人くらいにいっぺんに訊くと、
だいたい三種類(満月、三日月、半月)に
分かれます。

何故かと言うと、
私の「お月様」という表現では
少し抽象的だからです。

例えば、Aさんの頭の中には
三日月を描いていて、
「三日月を描いて」と伝えるところを
「お月様を描いて」と伝えたとします。

Bさんは
「満月」と受け取るとします。

当然Bさんは
「満月」を描きます。

後に、Aさんは
「三日月を描いてって言ったでしょ」
と言い、

Bさんは「聞いてない」
ということもあり得るんですね。

Aさんの思い込みによる伝え方と
Bさんの思い込みによる受け取り方で
ズレが起きたわけですね。

もしかするとこれを読んだ方の中には
「Aさんがちゃんと伝えていれば
よかったじゃないか」
と思う方もいるかもしれません。

当然そうです。

けれど、日常会話の中では
抽象的な言い方をする場面は多いです。

ズレをなくすには
Bさんの
「お月様というのは満月ですか?」
と訊くことも出来るんですよね。

伝える側も受け取る側も、
「相手が何を言いたいか」
「自分は何を受け取ればいいのか」
と歩み寄りが大切なのだと思います。

【錯覚によるズレ】

 

 

もうひとつのズレは錯覚です。

この絵を見たことがある方も
多いとは思いますが、
かなり有名な絵ですね。

どちらの線が長いか、
という問題を出される絵です。

答えは「どちらも同じ長さ」。

でも、分かっていてもやはり
長さが違って見えませんか。

こんな風に、
実際に見ていても、聞いていたとしても、
伝え方や受け取り方に
錯覚が起きることもあります。

もうひとつ例を挙げると…

「さっきお風呂でヘビを見たの」
という話を聞いて、
お風呂でニョロニョロしたものを見たら…
ビックリする人は多いです。

例えそれがホースだったとしても。

聞いていた情報があり、
先入観となり、見た情報が
少し歪んで見えてしまうのです。

【人は完璧ではない】

 

 

このように、
言った、言わない、聞いてないという
認識のズレはたいてい、
どちらか、または双方の
▪️誤解
▪️錯覚
によるところが大きかったりします。

「自分が正しい、相手が間違い」
と思って責めたくなりますが、
例えそうであったとしても
確認することが大切です。

人は完璧ではないので、
誤解や錯覚は起こり得ます。

まずは歩み寄り、
あの時どうだったか、
どういう認識だったか、
を確認してみると
前へ進めます。

起きたことを責めるよりは
お互いを思いやり、理解し合うことが
より良い世界を作るのだと
私は思います。

責めたくなったら、
まず確認。

相手がどう認識していたのかを
確かめてみてくださいね。

どうしても気になってしまうときには
オラクルカードカウンセリング、
ビューティトータルサポート(ヨガ付)で
お話をお聞きします。

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